ゲッツェが喜びを爆発! ドルト、エースのゴールでバイエルンに今季初黒星を付ける 香川は出番なし

バイエルンの首位が陥落

19日にブンデスリーガ第11節が行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、ドイツの絶対王者バイエルンと対戦した。両チームともに、前節からスターティングメンバーを5名変更。なお、香川は今節、ベンチスタートとなった。

バイエルンボールでキックオフされた試合は、11分に早くもスコアが動く。ホームのドルトムントはクロスのこぼれ球を拾うと、ルーカス・ピスチェクがペナルティエリア内右にいたマリオ・ゲッツェへつなぐ。すると、パスを受けたゲッツェは、相手DFの股を抜く華麗なクロス。中央にいたピエール・オバメヤンがスライディングをしながら足先でそのクロスに触れ、ゴールに流し込んだ。

バイエルンがボールを支配し、ドルトムントがカウンターを狙う展開が続き、両チームにチャンスが訪れる。しかし、決めきることができずにドルトムントが1点リードのまま試合を折り返した。
後半に入ると、バイエルンが反撃に出る。10分、素早いリスタートからトーマス・ミュラーが右クロスを入れる。このボールにDFとGKの間に走り込んだフランク・リベリがヒールで合わせ、ネットを揺らすが、わずかにオフサイドの判定。ノーゴールとなった。

その後も互いにチャンスを作るが、ゴールネットを揺らすまでには至らずに時間だけが過ぎ、ドイツのナショナルダービーは1-0でホームのドルトムントがバイエルンに勝利。絶対王者に今季初黒星をつけた。なお、香川の出番はなかった。

この試合の勝利でドルトムントは暫定で3位に浮上。一方のバイエルンは2位に転落し、初ブンデスリーガのRBライプツィヒが今季無敗で首位に立っている。

[スターティングメンバー]
ドルトムント:ビュルキ、ギンター、パパスタソプーロス、バルトラ、ヴァイグル、ピスチェク、シュメルツァー、ゲッツェ(→カストロ 77)、シュールレ(→ドゥルム 68)、A・ラモス(→プリシッチ 88)、オバメヤン

バイエルン:ノイアー、ラーム(→ラフィーニャ 68)、ボアテング、フンメルス、アラバ、チアゴ、アロンソ(→レナト・サンチェス 74)、キミッヒ(→ドウグラス・コスタ 58)、ミュラー、レヴァンドフスキ、リベリ

[スコア]
ドルトムント 1-0 バイエルン

[得点者]
ドルトムント:オバメヤン(11)

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