長友はいったい何人の指揮官と仕事するのか 新指揮官ピオリに活かしてほしい長友の”攻撃性”

デ・ブールは守備を重視

インテルDF長友佑都はいったい何人の指揮官の信頼を勝ち取らないといけないのか。今度はフランク・デ・ブールからラツィオなどを率いてきたステファノ・ピオリに指揮官が交代した。デ・ブールの下では先発とベンチスタートを繰り返すような日々だったが、ピオリの下ではポジションを確保できるのか。

伊『Calciomercato』は、ピオリが選ぶであろうイレブンを作成。本格的な指揮がスタートする前からピオリ政権下のインテルを予想している。同メディアの予想では、システムはデ・ブールも使っていた[4-3-3]がメインとなる。メンバーもほとんど変わらず、前線はマウロ・イカルディ、イヴァン・ペリシッチ、アントニオ・カンドレーヴァと予想している。中盤はジョアン・マリオ、エベル・バネガ、マルセロ・ブロゾビッチの3枚がレギュラーと見ている。

そして気になる最終ラインでは、センターバックにジョアン・ミランダとジェイソン・ムリージョ、サイドバックにはダビデ・サントンとクリスティアン・アンサルディを予想しており、長友の名前はない。長友はこれまで新指揮官の下で苦しい立場からスタートすることも多かったが、ピオリの下でもそうなるのだろうか。
ポイントとなるのは、長友の攻撃参加だろう。デ・ブールはあまりサイドバックのオーバーラップを好まず、ワイドに張ったカンドレーヴァやペリシッチをシンプルに使う機会が多かった。長友も守備を意識したコメントをしていたが、それでは長友の良さが出ない。守備を求めるのであれば、クロスにも対応できるだけのサイズがあるサントンなどの方が好まれるかもしれない。

長友最大の持ち味は疲れを知らない攻め上がりにあるが、それを新指揮官の下で活かせるのか。攻撃性とスピードではアンサルディやサントンを上回るものがあるはずだ。また長友にとって新しい挑戦がスタートすることになる。

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