日本代表、サウジのPKだけは要注意! 最終予選だけでPK3本決めている職人「PKに慣れている」

カウンターからPK献上は最悪のシナリオ

15日に2018ワールドカップアジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する日本代表は、相手のPKに最大限警戒しなければならない。なぜなら、サウジアラビアには今回の最終予選だけで3本もPKを決めている職人がいるからだ。

その選手とは、FWナワフ・アル・アービドだ。アル・アービドは初戦のタイ代表戦で決勝点となるPKを決めると、第2戦のイラク代表戦では2本のPK決めて逆転勝利を演出。さらにPKではないが、前回のUAE代表戦でも得点を決めている危険な選手だ。

『FIFA.com』のインタビューによると、アル・アービドは昔からPKに慣れていたようで、絶対の自信を持っているという。日本との試合にも闘志を燃やしており、難しい環境でこそ良いプレイを見せてやるとの熱意が湧いてくることを明かしている。
「僕は子供の頃からPKのシチュエーションに慣れているんだ。タイ戦でPKを得た時、チームメイトの顔を見ると何か間違っている感じがしたんだ。だからキッカーを名乗り出た。僕はPKの1番手ではないけど、決める自信があったんだよ」

「アウェイでの日本戦は難しいものになると分かっている。だけど、そういう環境が良いプレイをしようとのやる気をくれる。日本は僕を警戒してプレッシャーをかけてくるだろうけど、監督の指示とチームメイトの助けがあれば良いパフォーマンスができるはずさ」

また、アル・アービドが得点を決める時間帯が終盤に集中していることも大きな特徴だ。先発出場はしているのだが、タイ戦では84分にPK、イラク戦のPKも日2本とも80分以降に決めたものだった。日本はこれまでもセットプレイからの失点が続いており、UAE戦では3人で相手選手を囲みながらPKを与える不用意なプレイもあった。終盤のマネジメントには注意を払う必要があるだろう。

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