昔のミランは本当に強かった 副会長の言葉で分かる強さ「ベスト11選べない。バロンドールが8人もいた」

ベストイレブンを選ぶのは不可能

1986年からミランのために働いてきたアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、これまで複数のスーパースターを目にしてきた。今のミランは少しばかり地味だが、数十年前のミランはスター選手ばかりが集まるタレント軍団だった。そんなガッリアーニ氏に対し、「これまで見てきたミランの選手でベストイレブンを組むなら?」との質問があった。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、ガッリアーニ氏はこの問いに対して選ぶのは難しいとコメント。それぞれの時代にベストなチームがあったとの考えを示している。

「これまでのベストイレブン?あまりそれを考えるのは好きじゃないんだ。フットボールはどんどん変わってきているからね。30年前と今を比較するのは難しいよ。タソッティ、コスタクルタ、バレージ、マルディーニで構成された守備陣は異常なレベルにあった。だけど、2003年にチャンピオンズリーグを獲得した際のコスタクルタ、ネスタ、マルディーニ、カラーゼも私にとっては同じくらい強い」
「中盤ではサッキのチームを考える。カペッロのこともね。アンチェロッティが率いていたガットゥーゾ、ピルロ、セードルフ、ルイ・コスタもね。ベストの11人を選ぶことはできないよ。我々は8人もバロンドール受賞者を有しているのだからね」

この話を聞くだけで過去のミランがどれだけ強かったかが分かってくる。ガッリアーニ氏は過去と現在の比較は好きではないと語っているが、ベストイレブンを選ぶのは不可能なミッションと言えそうだ。

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