10連勝後の1引き分けで”世界”が変わる エジルが明かすレアルの重圧「全てが違った」

毎試合勝たなければならないプレッシャー

2010南アフリカワールドカップで大きな注目を集めたドイツ代表MFメスト・エジルは、その年にブレーメンからレアル・マドリードへ移籍。一気に世界的な選手となり、ドイツを引っ張る司令塔として認知されるようになった。エジルにとってレアルへの移籍は大きなステップアップだったが、世界を代表するビッグクラブであるレアルでのプレイは想像以上に厳しいものだったようだ。

スペイン『as』によると、エジルはレアルでプレイすることには信じられないほどのプレッシャーがかかっていたと振り返っている。それは現在所属しているアーセナルとは一味違うものであり、常に勝利が求められる環境はエジルを選手として確実に強くさせた。

「レアルは本当に僕を欲しがってくれた。特にモウリーニョがね。彼とは電話で話をしたし、彼は選手として僕を欲しがってくれた。僕は彼を信じ、レアルに移籍した。だけど、全てが違ったよ。全ての試合に勝たないといけないんだ。もし10連勝したとしても、その次の試合にホームで格下相手に引き分ければプレッシャーがかかってくる。あそこではプレッシャーの中でのコントロールを学んだよ」
エジルは試合中もあまり表情を変えない冷静な選手とのイメージがあるが、その裏では信じられないほど大きなプレッシャーと戦っていたのだろう。その経験はエジルをさらに優れた選手へと成長させたはずだ。

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