ファーガソンなら今のマンUをどう指揮した? 低迷の理由はモウリーニョやファン・ハールの手腕にあり

ファーガソン氏なら‥‥

サー・アレックス・ファーガソン氏の退任以降、マンチェスター・ユナイテッドは驚くほどに低迷している。デイビッド・モイーズ、ルイ・ファン・ハール、そして現在のジョゼ・モウリーニョと誰が指揮を執っても納得のいく結果は出ず、今もシーズン序盤ながら苦しい状況にある。

この現状に『FourFourTwo』は、ファーガソン氏なら今の陣容をもっと上手く活かせるのではないかと伝えている。今夏のマンUはズラタン・イブラヒモビッチ、ポール・ポグバ、ヘンリク・ムヒタリアンら豪華な選手を獲得し、ファーガソン氏が指揮を執っていた頃とはずいぶん顔ぶれが変わった。大型補強をした割には結果が出ていないが、ファーガソン氏ならどう指揮を執っただろうか。

同メディアは、ムヒタリアン、マーカス・ラッシュフォードらを1つの注目ポイントに挙げている。現在のマンUはスピードがないと批判されており、イブラヒモビッチやウェイン・ルーニーらベテランを外してスピードのあるラッシュフォードらで前線を構成すべきとの意見もある。
しかし、モウリーニョは6日のスウォンジー戦でそんな意見とは真逆のスタメンを組んでいる。ラッシュフォードとアントニー・マルシャルをベンチに置き、ムヒタリアンは相変わらずベンチ外。スタメンにはイブラヒモビッチ、ルーニー、マルアン・フェライニとスピードのない選手を起用した。結果的には3-1で勝利したものの、この陣容が正解だったのかは微妙なところだ。

同メディアは、ファーガソン氏ならムヒタリアンやラッシュフォード、マルシャルらのスピードをもっと活かすはずだと伝えている。ファーガソン氏はオーソドックスな[4-4-2]を使用することが多かったが、サイドには必ずスピードのある選手を入れ、そこを活かしてくるはずと同メディアは見ている。

ムヒタリアン、マルシャル、ラッシュフォード、さらにはジェシー・リンガードと、今のマンUにはスピードのあるアタッカーが揃っている。確かにファーガソン氏ならモウリーニョより彼らを上手く活かせそうなイメージはある。ファーガソン氏の退任以降マンUの攻撃にはスピード感がないが、モウリーニョやファン・ハールが選手を上手く活かせていないだけなのかもしれない。

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