ケルン大迫がまたしてもPK奪取! “相棒”はPK失敗も汚名返上のハットトリックで得点王争い独走

日本人対決を制す

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ブンデスリーガで輝きを放つ大迫とモデストのコンビ photo/Getty Images

ブンデスリーガ第9節が30日に開催され、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVをホームに迎えたケルン。前節はヘルタ・ベルリンに敗れて今季初黒星を喫したが、同試合ではFW大迫勇也とFWモデストのコンビが爆発した。

今季は2トップの一角としてピッチに立っていた大迫だが、同試合では中盤で先発出場。序盤はボールタッチが少なく、印象に残るプレイを披露できないも、前半終了間際に持ち味を発揮する。40分、左サイドでボールを受けた大迫は、素早い反転からペナルティーエリア内に侵入し、相手選手のファールを誘発。15日のインゴルシュタット戦に続き、巧みなターンからPKを獲得する。しかし、ケルンはPKのチャンスをFWモデストがポストに当ててしまい、先制とはならず。0-0のまま前半を終える。

後半も攻め込みながら得点が遠かったケルンだが、56分、システムを変え、最前線で大迫とモデストがコンビを結成。また、その2分後にはハンブルガーSVのFWウッドに退場処分が告げられ、数的優位となる。すると61分、途中出場のMFツォラーからのクロスにモデストが合わせて先制に成功。その後もケルンは大迫とモデストのホットラインから多くのチャンスを作り出し、モデストは83分、86分にもネットを揺らしてハットトリックを達成した。
結果、試合は3-0でタイムアップ。ケルンがホームで勝ち点3を獲得して4位まで浮上した。また、大迫が獲得したPKのチャンスは決められなかったが、ハットトリックを達成したモデストは9試合を消化して11得点。得点ランキング2位との差を“4”に広げている。

【メンバー】
ケルン:ホルン、ソーレンセン、マロー(→ハインツ 12)、マフライ、ヘクター、リッセ、レーマン、ヘーガー(→ラウシュ 86)、大迫勇也、ルドニェフス(→ツォラー 56)、モデスト

ハンブルガーSV:アドラー、ゲッツ(→グレゴリッチュ 66)、ジュルー、ユング、ドウグラス、酒井高徳、オストルツォレク、ホルトビー、コスティッチ(→ミュラー 75)、ウッド、ラソッガ(→ヴァルトシュミット 84)

【スコア】
ケルン 3-0 ハンブルガ―SV

【得点者】
ケルン:モデスト(61、83、86)

【退場者】
ハンブルガーSV:ウッド(58)

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