もう”ガラスの天才”を誰も待っていない!? リヴァプールのエースは退団を考慮すべき時だ

データでも良いところは少なく

データでも良いところは少なく

ガラスの天才スタリッジ photo/Getty Images

リヴァプールに所属するFWダニエル・スタリッジは、若い頃より天才肌の選手として知られてきた。負傷の多さが欠点だったが、それでもリヴァプールは復帰を辛抱強く待ち続けてきた。しかし、今やガラスの天才の存在感は薄くなってしまっている。

今季スタリッジはリーグ戦で未だ無得点と苦しんでいる。一方で指揮官ユルゲン・クロップから信頼されるロベルト・フィルミーノは3得点を記録。さらに英『Squawka』によると、得点部分以外でもフィルミーノとスタリッジには差がある。スタリッジは1試合平均0・77回のチャンスを作っているのに対し、フィルミーノは3・06回と多い。スタリッジより出場時間の短いディボック・オリギですら1・55回だ。スタリッジはチャンスメイクの部分でも貢献できていない。

また、フィルミーノは守備面でもチームに貢献できるFWだ。今季フィルミーノは8度タックルを成功させているが、これはプレミアリーグでプレイするFWの中では5番目に多い数字だ。もちろんあまり走らないスタリッジはこのランキングには入れていない。
今季のリヴァプールはアダム・ララーナ、新加入のジョルジニオ・ワイナルドゥムら中盤の選手がゴール前に顔を出す機会も多く、最前線の選手には自由に動いてスペースを生み出す動きも求められている。フィルミーノの方がその動きもスタリッジより上手いと評価されている。

同メディアはスタリッジの退団を考える時かもしれないと見ており、ガラスの天才の価値が低くなってしまっている。フィルミーノだけでなく、オリギとも差がないとなれば、運動量の問題や負傷の多さを考慮してもオリギの方をチョイスしたくなる。数シーズン前はスタリッジの復帰はまだかとサポーターの関心を集めてきたが、そんな声も少なくなっているのかもしれない。

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