香川は”ホンモノ”のアジアのスターだ! 好調時の創造性溢れるパス、テクニックを米メディア絶賛

ドルトムントにフィットするはずと伝える

ドルトムントにフィットするはずと伝える

苦しい時期過ごす香川 photo/Getty Images

ドルトムントでプレイする日本代表MF香川真司は、アジアの中でも最も有名なサッカー選手の1人だ。しかし、最近はドルトムントでも日本代表でも存在感が薄れてきてしまっている。ドルトムントでは復帰したマリオ・ゲッツェ、新加入のラファエル・ゲレイロ、昨季もポジションを争ったゴンサロ・カストロに序列争いで負けており、インサイドハーフで出場できるチャンスがなかなか巡ってこない。

一方の日本代表でも、今夏セビージャに移籍した清武弘嗣が使われる機会が増え、日本のサッカーファンからも清武の出場を望む声が多く挙がっている。香川は11日のオーストラリア戦でも大きなインパクトは残せず、またしても結果を出すことはできなかった。しかし、米『Bleacher Report』はまだ香川が輝くチャンスはあると日本の10番を高く評価している。

同メディアは、コンディションが良い時の香川は違いを作れる選手になると評価しており、クオリティ、高いテクニック、創造性溢れるパス、プレスの質はドルトムント指揮官トーマス・トゥヘルのスタイルにフィットするはずだと信じている。
ただし、少ないチャンスを確実に活かすことが大切なのは変わらない。0-2で敗れた1日のレヴァークーゼン戦では後半26分からチャンスが与えられたものの、ゴールやアシストなど分かりやすい結果を残したわけではない。同メディアもチャンスを上手く使わなければならないと伝えており、それができなければ今季限りでドルトムントから弾かれる可能性もあると厳しい見方をしている。

同メディアは香川をアジアの本物のスター選手と称賛しているが、クラブと代表で輝くときはもう1度訪れるのか。まだ27歳と十分戦える年齢でもあるため、何とか今の苦境を乗り越えてほしいところだ。

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