“本田10番”のミランを見る気にはならない!? チケット売り上げ枚数が残留争いしていた時代以降最低に

1981-82シーズン以来の数字

1981-82シーズン以来の数字

現ミランの10番背負う本田 photo/Getty Images

ミランの不人気ぶりが深刻だ。

近年のミランはリーグ優勝どころか欧州カップ戦の出場権さえ掴めていない状況で、まさに大スランプだ。それはサポーターの関心を奪うことに繋がり、今季のミランは恐ろしいほどシーズンチケットが売れない。

伊『Calciomercato』によると、今季のミランの年間チケットは1万2767枚しか売れていない。何とこれは1981-82シーズン以来最低の数字で、サポーターがいかに興味を失っているかが分かる。ここ10年で見ると、65・8%もの減少だ。
当時の1981-82シーズンは、八百長問題でセリエBに降格していたミランがセリエAに昇格してきたシーズンだった。しかしセリエAでは苦しみ、あっさり降格。輝かしいミランの歴史の中でも非常に苦しい時期だった。まさかの残留争いを繰り広げていた当時と比較されるのは大問題だろう。

多くのサポーターにスタジアムへ来てもらうには、やはりチームが強くないといけない。そして試合内容が面白いものであれば、最高だ。現在のミランは成績も悪く、世界的な選手がいるわけでもない。見る者を魅了するチームとは言えないだろう。

そしてそのチームの10番を背負っているのはベンチに座る本田圭佑だ。本田以外にもサポーターを興奮させるようなスター選手はいないが、やはりこの状況ではサポーターも試合を見たいとは思わないか。

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