監督の差し出した手を完全無視 コンテにも信頼されたイタリアの長身FWペッレが代表から外される

選手はすでに謝罪

選手はすでに謝罪

スペイン戦で苦しんだペッレ photo/Getty Images

EURO2016でも最前線でターゲットマンとして活躍していたイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレが、11日のマケドニア戦には出場しないことになった。理由は負傷などではなく、6日のスペイン代表戦での行為だ。

イタリアはホームでスペインと対戦したものの、相手にボールを支配される苦しい展開に。なかなか攻撃に移行することができず、FWのペッレとしてはフラストレーションが溜まっていたのだろう。そんな中、指揮官のジャンピエロ・ヴェントゥーラは後半にチーロ・インモービレとの交代を決断。

ペッレは不機嫌そうな表情でベンチに戻ってきたが、ヴェントゥーラはそんなペッレに手を差し出して迎えた。しかしペッレはこれを無視。ヴェントゥーラも手を出したまま呆気にとられた表情を浮かべており、今回はこの行為が不適切だったとして代表チームから外されることになってしまった。
ただし英『sky SPORTS』によると、ペッレは今回の行為が間違ったものだったと自身のInstagramを通して謝罪している。ペッレは自身の行為が受け入れられないものだと認めており、ヴェントゥーラやチームメイトに対して謝罪している。

ペッレはアントニオ・コンテが率いていた頃より重要な役割を担っており、それは今も変わらない。許される行為ではないが、ひとまず謝罪をしたことは代表チームにとってもポジティブなことと言えそうだ。

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