EUROのイングランドに戦術プランなし ウォーカー「機能しなかった時どうすればいいか分からなかった」

8日にマルタと対戦

8日にマルタと対戦

アイスランドに敗れたイングランド photo/Getty Images

優秀な若手が次々と台頭し、中盤から前線にかけて激しいポジション争いがあるイングランド代表にはEURO2016で大きな期待がかかっていた。ベスト4入りも狙えると言われたものの、まさかの伏兵アイスランドに敗れてベスト16敗退。イングランドのサッカーファンは一気に現実へと引き戻されてしまった。

この敗退についてイングランド代表DFカイル・ウォーカーは、チームとして複数の戦術プランがなかったことが問題だと考えている。EUROではロイ・ホジソンが指揮を執っていたが、確かにタレントだけが豪華で明確な戦い方が見えてこないチームだった。

英『Daily Mirror』によると、ウォーカーはEURO2016のチームについて「僕たちは別のプランを持っていなかったんだ。僕たちはいつも通りのやり方で戦い、それが機能しなかった時どうすればいいか分からなかった」とコメントしており、アイスランドを打ち崩すプランBがなかったことを悔やんでいる。
そもそもプランAもあったか疑わしいが、ウォーカーは暫定監督のガレス・サウスゲートが率いる現在の代表チームに自信を持っているようだ。8日には2018ワールドカップ欧州予選でマルタと対戦するが、ウォーカーはホジソンの頃とは違ったプランがあると感じているようで、「もし上手くいかなければ、次のプランでいかないと」とマルタ戦に向けて自信を見せている。

EURO2016ではサポーターを失望させてしまったが、今回の予選から信頼を取り戻していけるか。

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