[日本代表]嫌な雰囲気を払拭する勝利 山口蛍が劇的なAT弾決めてホーム初勝利

原口元気2試合連続ゴールをマーク

原口元気2試合連続ゴールをマーク

原口元気が2戦連続となる先制点を決めた photo/Getty Images

日本代表は6日、ロシアワールドカップに向けたアジア最終予選第3節でイラクと対戦した。試合は埼玉スタジアムで行われ、2日前に合流したACミランMF本田圭佑、レスター・シティFW岡崎慎司がスタメン入り、浦和レッズMF柏木陽介がアジア最終予選で初先発した。

最新のFIFAランキングで56位の日本代表と128位のイラク代表による一戦。試合の均衡を破るゴールが生まれたのは25分。日本代表がカウンター攻撃から先取点を手にする。MF清武がペナルティエリア手前のMF本田にパスを送りこむと、果敢なスプリントを見せて本田を追い越しボックス内で再びボールを受け、ゴール前にクロスを送りこむ。清武のクロスにニアサイドで合わせたMF原口が、相手GKの股を抜く技アリのバックヒールで先制に成功する。原口は第2節のタイ戦につづき、2試合連続ゴールを決めた。

1点リードで後半を迎えた日本代表は追加点を狙うも、セットプレイから失点を許してしまう。イラクは左サイドのFKからMFヤシーンがクロスを送りこむと、FWアブドゥラミールが頭で合わせ、1−1の同点に追いつく。
その後、引き分けを狙って時間を使うイラクに苦戦するも、途中出場でピッチに立ったMF山口が大きな役割を果たす。アディショナルタイム、左コーナー付近でFKを獲得すると、清武がクロスを送り込む。こぼれたボールに反応した山口が右足を振り抜いてミドルシュートを決め、土壇場で勝ち越しに成功した。試合はそのまま終了、日本はイラクに1−2で劇的な逆転勝利をおさめた。今後、日本は11日に行われる第4節でオーストラリアとの大一番を迎える。

[メンバー]
GK:西川 周作
DF:酒井 宏樹、森重 真人、吉田 麻也、酒井 高徳
MF:長谷部 誠、柏木 陽介(→山口 蛍67)
MF:本田 圭佑(→小林 悠81)、清武 弘嗣、原口 元気
FW:岡崎 慎司(→浅野 拓磨75)

[スコア]
日本代表 2−1 イラク代表

[得点者]
日本代表:原口(25)、山口(90+)
イラク代表:アブドゥルアミール(60)

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