香川投入は相手の”ファウル地獄”から主力を守るため? トゥヘル「怪我を回避するため……」

香川にとってはチャンスだったが……

香川にとってはチャンスだったが……

レヴァークーゼン戦で途中出場した香川 photo/Getty Images

1日にアウェイでレヴァークーゼンと対戦したドルトムントは、相手の激しいプレスへの対応に苦労して0-2で敗れた。首位バイエルンがケルン相手に1-1と躓いたため、ドルトムントとしては差を縮めたいところだっただろう。

この一戦でドルトムント指揮官トーマス・トゥヘルが不満に感じているのは、レヴァークーゼンの激しすぎる守備だ。『FourFourTwo』によると、トゥヘルはレヴァークーゼンのファウルがあまりにも多すぎたと指摘。1人も退場者が出なかったことや、主力選手が負傷させられる恐れがあったことなど不満を露わにしている。

「我々は21ものファウルを受けた。我々は負傷を回避するために選手を代えなければいけなかったんだ。カストロとローデは2人ともプレイできなかったよ」
「我々は多くのことに対応しないといけない。攻撃陣は多くのファウルを受けたね。通常、試合中ずっとファウルをしているチームは11人では終われないはずだけどね」

この試合では71分に先発していたセバスティアン・ローデに代わって日本代表MF香川真司がピッチに立っている。香川にとっては久しぶりのチャンスとなったが、トゥヘルとしては大怪我を恐れての交代だったのかもしれない。

今後も攻撃陣が好調のドルトムントは相手の厳しいチェックに悩まされることになるだろう。主力選手の負傷回避を含め、何か対策を打つ必要がありそうだ。

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