バロテッリはいつまでもバロテッリ 代理人が明かすクレイジーな”ベントレー事件”「ごめん、ミノ……」

マルセイユ戦での約束を果たす

マルセイユ戦での約束を果たす

変わらないバロテッリ photo/Getty Images

今夏ニースに移籍したFWマリオ・バロテッリは結果を出し続けているが、やはりバロテッリはどこまで行ってもバロテッリだ。

伊『Il Giornale』によると、バロテッリの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は先日自身のベントレーをバロテッリに貸したという。マルセイユ戦で得点を決めれば車を貸す約束になっていたそうなのだが、バロテッリはまさかの事故。ライオラ氏の車に傷をつけてしまったのだとか。

しかしライオラ氏はバロテッリを怒る気にはならないようで、ベントレーの一件を次のように振り返っている。
「マリオはクレイジーだ。だが、私は彼の全てを許す。なぜならマリオは良いヤツだからね。ある時、マリオが私のベントレーを貸してくれと言ってきた。私は、マルセイユ戦で2点決めたら話し合おうと言ったんだ」

「私はそのことを忘れていたんだが、マリオから電話がかかってきて、ミノ!カギだ!ベントレーのカギを貸せと。オレは2点取っただろう?と言ってきたんだ。だから私は車を貸したよ。だが彼はクラブに行き、私の車を反転させている時にポールにぶつけた。彼は私に電話してきて、低い声でごめんミノ……と言ったんだ。私は彼を許した。怒ることができなかったよ」

ライオラ氏にとってバロテッリは憎めない存在になっているようで、こうしたクレイジーなエピソードにも腹は立たないようだ。ライオラ氏はバロテッリがズラタン・イブラヒモビッチと同じメンタリティを持っていればバロンドールを5回は獲得できたとも語っており、選手としても高く評価している。

約束のマルセイユ戦での2得点も含め得点を積み重ねているバロテッリだが、ライオラ氏を含め周囲の粘り強いサポートがあってこそ今の活躍があると言えそうだ。

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