[U-16日本代表]久保、メッシを彷彿とさせるAT弾 00ジャパン、棚橋ハットで予選突破決定

久保、2戦連続2得点

久保、2戦連続2得点

2試合連続で2得点を決めた久保 photo/Getty Images

U-16日本代表は19日、インドで開催されているAFC U-16選手権のグループB第2節でU-16キルギス代表と対戦した。AFC U-16選手権は、U-17ワールドカップのアジア最終予選を兼ねており、開催国として出場が決定しているインド以外の上位4チームに入ることができれば、2大会ぶりの出場権を掴む。

森山佳郎監督が率いるU-16日本代表は、前節U-16ベトナム代表に7−0と大勝。勝てば予選突破を近づける一戦となったが、序盤はU-16キルギス代表の素早いプレスに苦戦し、押し込まれる時間帯が続く。だが先取点を奪ったのは日本だった。34分、最終ラインからのロングフィードでキルギスのプレスをかいくぐると、クリアを狙ったDFからボールを奪いきったFW棚橋がニアサイドを撃ち抜くシュートを決めて先制に成功する。この先制点をきっかけに日本は立て続けにゴールを奪取する。42分には久保、43分には中村が追加点を重ねた。

日本が3点をリードして迎えた後半、ボールを保持して攻め込み前線でボールを奪いきる姿勢が強まると、相手陣内でプレイする時間帯が増える。すると日本は再びゴールを量産する。52分、久保のスルーパスに抜け出した中村が4点目。54分、右足アウトサイドで狙いすましたシュートを決めた棚橋が5点目。56分にはPKから鈴木が決めて6点目を記録する。
終盤、日本は再びPKのチャンスを得ると、棚橋が冷静にゴール右隅に流し込んで7点目。棚橋はハットトリックを達成する。そしてアディショナルタイムにはバルセロナの下部組織育ちの久保が、リオネル・メッシのようにドリブルで切り込んでゴールネットを揺らし、8−0。日本代表は2戦目となったキルギス戦も大量得点で試合を終えた。

2連勝したU-16日本代表は、22日にはU-16オーストラリア代表と対戦する。同日に行われた試合でベトトムが3−2でオーストラリアに勝利したことから、日本の予選突破が決定している。

[メンバー]
GK:谷 晃生
DF:菅原由勢、瀬古歩夢(→菊地 健太 69)、監物拓歩、小林友希(→平川 怜 30)
MF:鈴木冬一、喜田 陽、福岡慎平(→ 桂 陸人 69)、中村敬斗
FW:久保建英、棚橋尭士

[スコア]
U-16日本代表 8-0 U-16キルギス代表

[得点者]
U-16日本代表:棚橋(34、54、80)、久保(42、90+)、中村(43、52)、鈴木冬一(56)

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