[U-16日本代表]“飛び級”の久保建英、美FKと角度ゼロからのシュートで2得点 00ジャパンは7発快勝

久保、終盤に担架で運ばれるアクシデント

久保、終盤に担架で運ばれるアクシデント

久保のFKを皮切りに00ジャパンはゴールを量産した photo/Getty Images

U-16日本代表は16日、インドで開催されているAFC U-16選手権のグループB第1節でU-16ベトナム代表と対戦した。AFC U-16選手権は、U-17ワールドカップのアジア最終予選を兼ねており、開催国として出場が決定しているインド以外の上位4チームに入ることができれば、2大会ぶりの出場権を掴む。

森山佳郎監督が率いるU-16日本代表は、シンプルに相手のディフェンスラインの裏を狙う攻撃と前線から積極的にプレスをかける守備で序盤から主導権を握る。16分には、FW宮代がペナルティエリアの手前、絶好の位置で倒されてFKを獲得すると、FC東京のトップチームへの2種登録が発表されたFW久保がゴール右に狙いすましたシュートを突き刺し、先制点を奪った。

その後、久保のゴールを皮切りに24分にはMF中村のスルーパスに抜け出したMF福岡が2点目を奪取。40分にもスローインを受けたFW宮代がワントラップから強烈なシュートを突き刺して3点目を決め、前半だけで3点をリードして試合を折り返す。
後半もU-16日本代表のペースで進む。50分には、久保が蹴り込んだ右CKをベトトムのGKが弾き出すもこれに反応したMF福岡が豪快なヘディングシュートを決めて追加点を重ねる。さらに64分、ボックス内でボールを受けた久保はドリブルを仕掛け、DFを抜き去るとゴール左角度のない場所からシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。また79分には、右サイドの浅い位置でFKを得ると、久保のクロスにDF監物が頭ですらしてゴールへ流し込んで6点目を奪う。

試合終盤にはMF平川のノールックぎみのパスに反応したFW山田がゴールを決め7点目を記録する。その後、U-16日本代表は久保がピッチに座り込み、担架で運び出されるアクシデントに見舞われる。日本代表は10人で試合終了を迎えるも、U-16日本代表はU-16ベトトム代表に7-0のスコアで快勝。今後は19日にU-16キルギス代表と、22日にはU-16オーストラリア代表と対戦する予定となっている。

[メンバー]
GK:谷 晃生
DF:菅原由勢、瀬古歩夢、小林友希(→監物拓歩 46)、喜田 陽(→菊地健太 65)
MF:久保建英、平川 怜、福岡慎平(→瀬畠義成 53)、中村敬斗
FW:山田寛人、宮代大聖

[スコア]
U-16日本代表 7-0 U-16ベトナム代表

[得点者]
U-16日本代表:久保(16、64)、 福岡(24、50)、宮代(40)、監物(79)、山田(85)

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