[日本代表]今度はしっかりネットを揺らした浅野 日本がタイを撃破し、最終予選初勝利

アウェイの地で勝ち点3ゲット

アウェイの地で勝ち点3ゲット

追加点を挙げた浅野 photo/Getty Images

ロシアW杯アジア最終予選の初戦でUAEに敗れた日本代表は6日、第2戦でタイ代表と対戦した。敵地に乗り込んだ日本は、UAE戦から岡崎慎司、清武弘嗣、大島僚太の3名が外れ、浅野拓磨、原口元気、山口蛍がスタメンに名を連ねた。負傷により欠場が噂されていた香川真司は初戦同様に先発起用されている。

スコールの中キックオフされた試合は、日本が高い位置からプレッシャーをかけ、積極的に攻撃も仕掛けていく。すると16分にチャンスが訪れる。右CKを吉田麻也がヘディングで合わせ、ゴール前へこぼれたボールに反応した森重真人が詰める。しかし、これはタイDF陣に防がれてしまい、先制ゴールとはならなかった。

これで勢いに乗った日本は直後の18分、右サイドの深い位置から酒井宏樹が中央へクロスを入れると、ゴール前でフリーになった原口がヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。
その後もサイド攻撃を中心にタイを攻め立てる日本。クロスから本田に決定的なチャンスが何度か訪れたりもしたが、相手GKのファインセーブに合い、追加点を決めるまでには至らず。日本が1-0で1点リードして試合を折り返した。

後半に入っても日本がゲームを支配する形は変わらない。しかし、なかなか追加点を挙げられず、もどかしい展開が続く。

すると70分、日本にこの試合最大のピンチが訪れる。高い位置でタイにボールを奪われると、カウンターから10番を背負うティーラシルがGKと1対1に。西川が顔面ブロックで守り切り、なんとか事なきを得た。

そして75分、ついに日本が追加点を挙げることに成功する。長谷部のロングボールに反応した浅野が裏へ抜け出す。ペナルティエリア中央から放ったシュートはGKに当たったが、ボールはタイゴールへ吸い込まれた。

その後、タイに退場者が出たりもしたが、スコアは動かず試合終了のホイッスル。2-0で日本がタイに勝利し、最終予選で初白星を挙げた。

[スターティングメンバー]
GK:西川周作
DF:酒井宏樹、吉田麻也、森重真人、酒井高徳
MF:長谷部誠、山口蛍、本田圭佑(→小林悠 86)、香川真司、原口元気(→宇佐美貴史 90+1)
FW:浅野拓磨(→武藤嘉紀 82)

[スコア](前半終了時点)
タイ 0-2 日本

[得点者]
日本:原口(18)、浅野(75)

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