「ブラジルでは牧場で仕事をしていました」最後の公式戦は9ヶ月前、闘莉王のコンディションは?

次節は新潟との“直接対決”

名古屋グランパスに復帰することが決まった田中マルクス闘莉王が28日、加入会見で自身のコンデイションについて言及した。

2015年11月、鹿島アントラーズとのJ1リーグ最終節にフォワードとして先発出場した闘莉王だが、同試合を最後に名古屋を退団。その後はプロクラブに属さず、最後の公式戦から9ヶ月後に名古屋に復帰することが決まった。

長い間試合から遠ざかり、コンデイションが心配されている闘莉王だが、28日に行われた加入会見では、そのコンディションについて「最後の公式戦から9ヶ月、このような状況が起こるという予想は心の隅にありました。自分の力を必要とされれば、その時点で良い準備をしていなければならないと常に考えていました」とコメント。「体のコンディションやメンタルを9ヶ月間キープし続けることに最も苦労しましたが、しっかりとそれを続けました。ブラジルでは牧場で仕事をしていましたが、馬を使う場面でも自分で走ったり、人を使う部分でもまず自分が体を動かしたりと、自分自身との戦いでした」と明かした。クラブ公式サイトが会見の様子を伝えている。
闘莉王が復帰する名古屋は今後、9月3日に天皇杯で長野パルセイロと対戦。リーグ戦は10日、残留争いのライバルであるアルビレックス新潟と敵地で対戦する。闘莉王はこの試合に向けても「(新潟との直接対決が)自分の復帰初戦になるとは、運が良いのか悪いのかわかりませんが、神様が与えてくれた試練だと思いますし、全力で闘います」と闘志を燃やした。

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