マインツ武藤、アディショナルタイムに開幕ゴール 一矢報いるも香川先発のドルトムントが白星スタート

ドルトムント、初ゴールはオバメヤン

ブンデスリーガ開幕戦が27日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと日本代表FW武藤嘉紀を擁するマインツが対戦した。試合はドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで行われ、香川はトップ下で先発出場を果たし、武藤はベンチスタートとなった。

トゥヘル監督にとっては古巣クラブとの一戦。ドルトムントは新加入のDFバルトラ、MFローデ、MFシュールレ、MFデンベレ、対するマインツは新加入のGKレッスル、MFグバマンがスタメンに並んだ。先制点が生まれたのは17分。ドルトムントはCKのチャンスを得ると、ショートコーナーの流れからMFシュールレが鋭いクロスを送り込む。ファーサイドで合わせたFWオバメヤンがヘディングシュートを決めて今季初ゴールをマークした。

ドルトムントが1点をリードして迎えた後半、前半同様にボールを保持しながら攻めこむもなかなかマインツのディフェンスを崩し切れない。拮抗した展開が続くとマインツのシュミット監督は81分に、クレメンスに代えて武藤をピッチに送り出しワントップの位置で起用した。だが試合の流れはドルトムントから変わらない。試合終盤の89分、シュールレがボックス内で倒されてPKを獲得すると、キッカーのFWオバメヤンがゴール右隅に流し込んで試合を決定づける追加点を奪った。
このまま試合終了を迎えるかと思われたアディショナルタイム、途中出場した武藤に決定機が訪れる。右サイドを突破したMFデ・ブラシスがゴール前にクロスを送り込むと、武藤がヘディングシュートを放ち、マインツはドルトムントを相手に1点差に迫る。だが、試合はここで終了。ドルトムントは苦しみながらもマインツに2-1で勝利し開幕戦を白星で飾った。先発出場した香川は序盤、なかなかボールを受ける機会も少なくミスを連発するも、後半はスルーパスからチャンスを創りだした。

[メンバー]
ドルトムント:ビュルキ、パスラック(→ピシュチュク 77)、ソクラテス、バルトラ、シュメルツァー、カストロ(→ヴァイグル 59)、ローデ(→ラファエル・ゲレイロ 86)、デンベレ、香川、シュールレ、オバメヤン

マインツ:レッスル、ドナーティ、バログン、ベル、ブロジンスキ、ゼルダル(→エズトゥナリ 71)、フライ、グバマン、クレメンス(→武藤 81)、マリ(→デ・ブラシス 86)、オニシウォ

[スコア]
ドルトムント 2-1 マインツ

[得点者]
ドルトムント:オバメヤン(17、89)

マインツ:武藤(92)

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