元リヴァプールFW、キャリアベストゴールは日韓W杯の茨城で決めたゴール「永遠に忘れられない夜となった」

世界No.1GKから奪った価千金の同点弾

かつてトッテナムやリヴァプールなどでプレイし、現在はロサンゼルス・ギャラクシーに所属するアイルランド代表FWロビー・キーンが、31日に行われる国際親善試合のオマーン戦で約18年間の代表生活にピリオドを打つことを発表した。

現在36歳のキーンは1998年3月に行われたチェコ戦で、17歳という若さでアイルランド代表のフル代表デビュー。同代表としては史上最年少の記録だった。その後、2002年に開催された日韓W杯では3ゴールを挙げる活躍を見せ、アイルランド代表のベスト16進出に貢献。今夏行われたEURO2016にも同代表として参加しており、精神的な柱としてチームを鼓舞した。なお、同代表では通算145試合に出場し、67ゴールを挙げている。

そんなアイルランドの英雄であるキーンは英『BBC』のインタビューで、次のように代表生活を振り返った。
「1998年に代表デビューを飾って以来、18年間プレイしてきたこの時間は、僕にとってかけがえのないすばらしい旅となったよ。こんな人生になるなんて想像すらできなかった」

「僕にとって一番記憶の中で色濃く残っているゴールは、2002年日韓W杯の際に茨城で決めたゴールかな。オリバー・カーンからゴールを奪ったんだからね。あの雰囲気やファンの歓声には、とても興奮したのを覚えている。あのできごとはこれからも思い出すだろうし、永遠に忘れられない夜となったよ」

当時世界No.1GKと称されたカーンから後半アディショナルタイムにゴールを奪い、1-1の同点に持ち込んだゴールをベストゴールに選んだキーン。結果的に、彼のゴールがあったおかげで3位に勝ち点で1ポイント差をつけたアイルランドが決勝進出を決めている。そんなキーンがいつかアイルランド代表を指揮官として率いる姿も見てみたいものだ。

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