休養発表の小倉監督が“8ヶ月”を振り返る「愛するクラブをなんとかしたいという思いで取り組んできた」

5月4日を最後にリーグ戦勝利なし

名古屋グランパスは23日、小倉隆史監督が休養をとり、アシスタントコーチのボスコ・ジュロヴスキー氏が監督代行を務めることを発表した。

今季から名古屋の監督に就任し、開幕戦でも勝利を収めた小倉氏だが、5月4日の横浜F・マリノス戦を最後に勝ち点3から遠ざかり、1stステージは4勝5分8敗で終了。名古屋は2ndステージに入っても9試合で2分7敗と勝利を挙げることができず、クラブワースト記録となる17試合未勝利で年間順位もJ2降格圏となる16位まで沈んでいる。

20日に行われた柏レイソル戦でも敗北を喫し、23日をもって休養することが決まった小倉監督はクラブ公式サイトを通じて「名古屋グランパスが“改革元年”と位置付けたシーズンにGM兼監督という重責を担わせていただき、自分自身、愛するクラブをなんとかしたいという思いで、全力で取り組んできました。また、フロント・スタッフ・選手も全員が一生懸命に取り組んでくれましたが、自分の力不足により、このような状況を招いてしまったことは、本当に申し訳なく思っています」とコメント。「ファン・サポーターの皆さまには、このような苦しい状況の中でも常に熱い応援でチームをサポートしていただいたにもかかわらず、ご期待に沿うような結果を残すことができず、皆さんを笑顔にできなかったのは残念でなりません」と語った。
それでも、「今シーズンのリーグ戦は、残り8試合となりましたが、まだまだ厳しい闘いは続きます」と話した小倉氏はサポーターに向けても「引き続きチームをサポートしていただき、チームと共に闘っていただきたいと思います」とメッセージ。最後に「8ヶ月間ではありましたが、ファン・サポーターの皆さまをはじめ、スタッフ、選手、そして応援していただいたクラブに関わる全ての皆さまに感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」と伝えている。

新たにボスコ・ジュロヴスキー氏が指揮を執ることが決まった名古屋は次節、27日にホームでFC東京と対戦。5月4日以来となる18試合ぶりの勝利を目指す新制名古屋に注目だ。

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