ファーディナンドの後継者が変わってしまう? マンU所属イングランド代表DFに英紙が警告

モウリーニョの下でバイリーが躍動

ここ数日はマンチェスター・シティ所属のイングランド代表GKジョー・ハートが定位置を失ったことが話題を集めているが、危険なのはハートだけではない。イングランド代表監督に就任したサム・アラダイスはクラブで出場機会を満足に得ていない選手は起用しない考えを持っており、ハートのようなケースは非常に危険だ。

そして現在ハートと同じく不安視されているのがマンチェスター・ユナイテッドDFクリス・スモーリングだ。スモーリングは昨季ルイ・ファン・ハールの下で評価を高めたものの、今季から指揮を執るジョゼ・モウリーニョは新加入のエリック・バイリーとダレイ・ブリントにコンビを組ませている。

特にバイリーの適応速度は想定外で、スモーリングではなくバイリーがリオ・ファーディナンドのような存在になるとの意見も出ている。左のセンターバックを務めるブリントがレフティーなのも特徴的で、ブリントには後方からゲームを組み立てる役割も任せることができる。
英『Daily Mail』はスモーリングが代表でポジションを失う危険性があると警告しており、9月5日から始まる2018ワールドカップ欧州予選のスロバキア代表戦に向けてアピールの時間が少なくなっていることを伝えている。

現在のイングランド代表には頼れるセンターバックが少ないため、ひとまずスモーリングは招集されるかもしれない。しかしバイリーとブリントからポジションを奪い返す必要があり、昨季の奮闘でせっかく高めた評価を失いかねない。ここまではバイリーとブリントの2人がマンUの開幕連勝に貢献しているが、スモーリングはモウリーニョのチームでも最終ラインの柱となれるか。

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