あんな辛いことがあってもファン・ハールは父親のよう ビクトール・バルデス「悪口なんてない」

ミドルズブラ加入後に改めて感謝示す

マンチェスター・ユナイテッドで当時指揮官を務めていたルイ・ファン・ハールから追い出される格好となったGKビクトール・バルデスは、ベルギーでのプレイなどを経て今夏プレミアリーグに昇格したミドルズブラに加入した。

バルデスにとっては長く辛い旅で、ファン・ハールとマンUのやり方に不満を抱いても不思議はない。しかしバルデスはどちらにも不満はないようで、ファン・ハールに至っては今でも父親のような存在と感じているようだ。英『sky SPORTS』が伝えている。

「マンチェスターでのハードな日々が終わり、僕はもう1度プロのサッカー選手になった気分だよ。マンUにいた頃には僕は必要ないとも思ったね。だけど僕はファイターであり、プロフェッショナルだ。これは僕のキャリアにおいてとても大きな戦いで、これに勝ったんだ。キャリアを終えるのが簡単な方法だったのだろうけど、僕はもう1度プロのGKになったと感じている」
「ファン・ハールとマンUに悪口なんてないよ。彼らは負傷していた僕を助けてくれたし、監督もバルセロナ、そしてマンUでチャンスをくれたからね。彼は僕にとって父親のような存在なんだ。僕たちは友人だし、何も問題はないよ」

ファン・ハールはバルセロナでバルデスにチャンスを与えた存在で、ファン・ハールがいなければバルデスのキャリアが大きく変わっていたのは間違いない。マンUでは哲学に反旗を翻した裏切り者のように扱われてしまったが、今でもファン・ハールのことを慕っているようだ。

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