結局岡崎とムサはどちらがいいのか 地元紙も岡崎&バーディかムサ&バーディかラニエリの判断に注目

昨季の成功は一貫性があったからこそ

良い状態の時は下手に手を加えない方がいいとはよく言うが、昨季プレミアリーグを制したレスター・シティは何か変化を加えるべきなのだろうか。今季注目されているのは、CSKAモスクワから獲得したFWアーメド・ムサをジェイミー・バーディのパートナーに据えるかどうかだろう。

地元紙『Leicestermercury』は昨季のレスターの強さが一貫性にあったと主張。リーグ戦38試合で3敗しかしなかったところにその一貫性が表れており、メンバーもシステムもほとんどいじらなかったことが奇跡の優勝に繋がった。退団してしまったカンテは仕方がないとしても、レスターは開幕戦のハル・シティ戦からいきなり新戦力を投入すべきなのか。

同メディアも指揮官のクラウディオ・ラニエリが難しい決断を迫られていると伝えており、ムサか日本代表FW岡崎慎司のどちらが先発するのかを1つの注目ポイントに挙げている。ムサはバルセロナ戦でも豪快な突破から得点を決めるなど結果を出しており、単純に得点力や突破力だけで評価すれば岡崎より優れているのは間違いない。
しかし同メディアは岡崎もバルセロナ戦、そして先日おこなわれたコミュニティシールドのマンチェスター・ユナイテッド戦で好パフォーマンスを見せていたと評価しており、優劣をつけにくいとの見方を示している。

ムサをサイドで起用する手もあるが、左サイドではデマライ・グレイが好パフォーマンスを見せている。ハル戦でラニエリの考えが少しばかり明らかになるはずだが、レスターは一貫性を意識してジェイミー・バーディ&岡崎でいくべきなのか、それともムサとバーディの超速2トップでシーズンを迎えるべきなのだろうか。

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