鉄人ランパード、NY・シティ史上初のハットトリック達成 「MLS史上最悪の移籍」から名誉挽回

往年の輝きを再び

往年の輝きを再び

雷で試合が中断するアクシデントに見舞われるも快挙を達成 photo/Getty Images

現地時間30日、MLS(メジャー・リーグ・サッカー)の第21週目で、ニューヨーク・シティはコロラド・ラピッズと対戦した。元イタリア代表アンドレア・ピルロがスタメンで出場したニューヨーク・シティは、これまで堅守を武器に15試合無敗を続けてきたラピッズから5-1で勝利。元イングランド代表MFフランク・ランパードはこの試合でハットトリックを達成した。

ランパードは28分に先制ゴールを決めると、その後81分に果敢な攻め上がりからシュートを決めて追加点を挙げ、84分にもPKから得点を重ねた。このハットトリックは2015年からMLSに新規参入したニューヨーク・シティにとってクラブ史上初のハットトリックとなった。アメリカ『FOX SPORTS』は、クラブ史上初の快挙を成し遂げたランパードについて、「史上最悪の移籍」とレッテルを貼られた男は、長い時間をかけて最終的にその価値を証明したと伝えている。

ランパードは昨年夏に加入するも怪我が相次いでチームに貢献することができず、今季も5月末まで1試合も出場機会を得られなかった。だが、6月のフィラデルフィア・ユニオン戦でスタメン起用されるとゴールを重ね、今季は通算8得点をマーク。38歳のレジェンドは本来の輝きを取り戻しつつある。

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