伊サッカー連盟、ヴェントゥーラ新監督の就任を正式発表「コンテのスタイルをさらに改良する」

EUROで見せた[3-5-2]を封印するか!?

EUROで見せた[3-5-2]を封印するか!?

就任会見に臨んだヴェントゥーラ photo/Getty Images

イタリアサッカー連盟(FIGC)は19日、アントニオ・コンテ前監督の後任として、同代表の新監督にジャンピエロ・ヴェントゥーラが就任したことを正式発表した。契約期間は2年間となっている。

ヴェントゥーラ監督は長きに渡りイタリア国内のみのクラブを率いてきた戦略家。セリエCに所属していたレッチェやセリエBのカリアリをセリエAまで昇格させた経験を持つ。昨季まで5年間率いていたトリノも就任一年目にセリエAへ昇格させており、その手腕が認められてイタリアの新監督に抜擢された。

FIGCの公式サイトによると、ヴェントゥーラは就任会見で次のように述べている。
「イタリア代表の監督になることができてうれしいし、とても誇りに思っているよ。コンテはイタリアにハードワークの意識と文化を残していったけど、私がこれまでのサッカー人生でたどり着いた考えとほとんど一緒なんだ。ただ、私はコンテのスタイルをさらに改良するつもりだけどね」

「イタリアにはエル・シャーラウィやボナヴェントゥーラなど、優秀なウィンガーがたくさんいる。しかし、[3-5-2」のフォーメーションだと彼らがあまり活きない。我々の最初の目標はW杯出場だからあまりリスクは負えないが、ウィンガーを使わない手はないんじゃないかな」

はたして、ヴェントゥーラは9月1日に予定されているEURO2016準優勝国であるフランスとの親善試合で、どんな采配を見せてくれるのだろうか。

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