グリーズマンはビジャ&トーレスよりも上の選手か トーレス「スピードに乗れば止められない」

過去の得点王もグリーズマンを称賛

過去の得点王もグリーズマンを称賛

得点ランクトップに立つグリーズマン photo/Getty Images

現在6得点を奪ってEURO2016得点王に近づいているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、今大会で世界最高の選手の1人との評判を確固たるものにした。スピード、運動量、テクニック、得点感覚の全てが優れており、目立った弱点が無い選手だ。

それは過去の大会得点王も認めている。スペイン『MARCA』によると、EURO2012得点王でアトレティコ・マドリードのチームメイトでもあるスペイン人FWフェルナンド・トーレスと、EURO2008で得点王を獲得したスペイン人FWダビド・ビジャもグリーズマンの才能を称賛している。

ビジャはグリーズマンがすでに優れたストライカーになったと感じており、両サイドでプレイできるところやスピードがずば抜けているとコメントした。
「彼は多くのことができる選手で、いつでも点を取れる。両サイドでプレイできるし、ボールを持っている時も持っていない時も非常に速い。相手にダメージを与えられる選手だ。彼はすでに優れたストライカーになっているよ」

トーレスもビジャ同様にグリーズマンが何でもできるオールラウンドなタイプの選手だとコメントし、周囲の活かし方もよく理解していると称賛している。

「彼はオールラウンドな選手で、パスもできるしスピードもある。そして9番の活かし方を理解している。僕たちは彼がジルーと上手くやるところを見てきたからね。彼がボールを拾ってスピードに乗れば相手DFは止められないよ」

ビジャは4得点、トーレスは3得点で得点王となったのに対し、グリーズマンは決勝戦前の段階で6得点を記録している。決勝でも得点を奪えるかは分からないが、ハットトリックを決めるようなことがあればフランスの英雄ミシェル・プラティニ氏の記録に並ぶことになる。準決勝のプレイを見ていると決勝のポルトガル代表戦でもあっさり得点を奪ってしまいそうな雰囲気もあるが、さらに得点数を伸ばしてくるか。

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