クロップが発掘した中で最高の選手は香川で間違いない 英紙「クロップが安価で獲得した選手の中で最も優れていた」

リヴァプールでもクロップのサイクルは完成するか

来季こそプレミアリーグ制覇、最低でもチャンピオンズリーグ出場権獲得を願うリヴァプールサポーターとしては、今夏にビッグネームを獲得してほしいと考えていることだろう。1度はバイエルンMFマリオ・ゲッツェの名前も挙がるなど、大物獲得の噂もあった。

しかし、指揮官ユルゲン・クロップはマインツからGKロリス・カリウス、さらにはレッドスター・ベオグラードMFマルコ・グルイッチなどビッグネームとは言えない若手選手を獲得している。さらに現在はエンポリMFピオトル・ジエリンスキの獲得も間近に迫っていると言われており、サポーターの中には即戦力になるのかと不安視している者も多いだろう。

しかし英『Liverpool Echo』は、これこそクロップの真骨頂だと伝えている。クロップが世界的に名前が売れていない若手選手を発掘し、一流のプレイヤーへと成長させる流れをドルトムントで何度も見てきた。同メディアはそれを象徴する人材として日本代表MF香川真司を挙げており、クロップが安価で獲得した選手の中では最も優れた選手だったと絶賛されている。
当時は欧州でプレイすらしていなかった香川を発掘し、マンチェスター・ユナイテッドが注目するほどの存在に仕上げたクロップの手腕は見事なものだ。リヴァプールでも同様のサイクルが完成する可能性は高く、サポーターはクロップの引っ張ってきた選手を信頼しなければならない。同メディアはクロップじゃなければカリウスやジエリンスキの名前には疑問しか抱かなかったと伝えているが、彼らは香川のように世界が注目する選手へと飛躍できるか。

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