マルセロのバックアッパーは彼しかいない ”お金を使いたくない”レアルのアイディアは

昔の体制に戻るか

各国からスター選手が集うレアル・マドリードにおいて、最も不安なのが左サイドバックだ。ファーストチョイスのマルセロは見事な働きを見せているものの、マルセロのバックアッパーが不在だ。今夏にバックアッパーの確保に動く考えだが、レアルはDFファビオ・コエントランの復帰も視野に入れているようだ。

レアルはこれまでバイエルンDFダビド・アラバ、ヴォルフスブルクDFリカルド・ロドリゲスなど一線級のサイドバック獲得に向けて動いてきたが、世界トップレベルのサイドバックに成長したアラバを引き抜くのは難しく、ロドリゲスも安価で獲得できる選手ではない。スペイン『MARCA』はレアルがマルセロのバックアッパーに3000万ユーロもの移籍金を投じる考えはないと伝えており、モナコにレンタル移籍していたコエントランを再びマルセロのバックアッパーに据える考えを検討している。

仮にロドリゲスがレアルに加入したとしても、左サイドバックのファーストチョイスがマルセロであることに変わりはなく、それを考えると高額な資金を投じるのはもったいない。コエントランはこれまでもマルセロのバックアッパーとしてプレイしており、左サイドのクリスティアーノ・ロナウドのこともよく理解している。
ただし、懸念されるのがコエントランの負傷癖だ。ここ最近コエントランは負傷が続いており、今回EURO2016に臨むポルトガル代表にも右足太ももの負傷が原因で招集されていない。それさえクリアできればバックアッパーとして申し分ない選手だが、再びマルセロとコエントランの2人体制になるのだろうか。

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