モウリーニョがペップの支配を止めた レアルDF「彼がいなければグアルディオラはまだバルサで指揮を執っていた」

モウリーニョが行った重要な仕事とは

モウリーニョが行った重要な仕事とは

何度も火花を散らした2人の名将photo/Getty Images

近年のバルセロナとレアル・マドリードのクラシコで最も盛り上がっていたのは、やはりジョゼップ・グアルディオラとジョゼ・モウリーニョが火花を散らしていた頃だろう。少々試合が荒すぎることもあったが、グアルディオラの作った美しいチームを止めようとモウリーニョ率いるレアルはあらゆる手を尽くした。

獲得したタイトルの数や、その後のクラブの発展を考えるとグアルディオラの方が良い仕事をしたと言えるだろうが、レアルのDFアルバロ・アルベロアはモウリーニョがレアルで重要な仕事をしたと考えている。

スペイン『as』によると、アルベロアはモウリーニョがグアルディオラを止める重要な役割を担ったと考えており、モウリーニョがいなければグアルディオラはまだバルサで指揮を執っていたはずと主張した。
「モウリーニョは、グアルディオラが率いるバルサの支配を破壊した重要な人物なんだ。それが十分に評価されていない。もし彼がレアルに来ていなければ、まだグアルディオラはバルサで全てを勝ち取っていただろうさ」

当時グアルディオラが率いていたバルサは恐ろしく強く、どの指揮官がレアルを率いていてもバルサより成功を収めるのは難しかったはずだ。それでもモウリーニョはバルサを苦しめ、コパ・デル・レイなどタイトルも獲得している。モウリーニョが率いたレアルは暴力的と批判も受けたが、モウリーニョがいなければグアルディオラの支配は今も続いていたのかもしれない。

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