肘の乱用に批判集まるアフロマン・フェライニがあの一件を語る「僕はダーティな選手じゃない」

髪の毛を引っ張られたら誰でも怒るか

髪の毛を引っ張られたら誰でも怒るか

フートに肘打ちを喰らわせようとしたフェライニphoto/Getty Images

5月1日に行われたレスター・シティ戦でロベルト・フートと小競り合いを起こしたマンチェスター・ユナイテッドMFマルアン・フェライニは、フートとともにFAから3試合の出場停止処分を受けた。

フートはフェライニの髪の毛を引っ張り、フェライニはそれに肘打ちで応戦。どちらも危険な行為だったが、この一件で批判を浴びたのはフェライニの方だった。フェライニはこれまでも肘を使った悪質なプレイが多かったと批判され、元リヴァプールDFジェイミー・キャラガー氏はプレミアリーグで2度とプレイしないでほしいと激怒していた。

しかし、フェライニ本人は自身がダーティな選手だと思っていない。英『Daily Mirror』によると、フートとの一件は今でも相手の方が悪いと感じているようで、出場停止処分を受けたことに納得していないとコメントしている。
「誰だってそれぞれの意見を持っている。でもそれら全てに耳を傾けていたら僕の頭は破裂してしまうよ。人々は何とでも思えるが、僕はダーティな選手じゃない。確かに僕は何度か感情的な行動を取ったかもしれない。でも、誰だって髪の毛を引っ張られたらあのようにリアクションするよ」

「あのシーンでは、僕は処罰されるべきではなかった。フートは僕の髪の毛を引っ張った。だからリアクションしたんだ。誰だって同じことをしたさ。選手、監督、スタッフでもね。だから監督もチームメイトも僕に怒らなかったんだよ」

フェライニはすっかりプレミアリーグの問題児扱いされてしまっているが、本人に悪意がないとアピールしている。今後もフェライニの肘には注目が集まるだろうが、これからのキャリアで自身がクリーンな選手だと証明できるか。

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