長友はアントネッリ、ヴルサリコよりも下の選手なのか 想像以上に低かった長友の評価

安定感に欠けているか

安定感に欠けているか

両サイドで奮闘した長友photo/Getty Images

今季前半戦こそベンチで過ごす苦しい時間が続いたものの、インテルDF長友佑都は後半戦から確実に指揮官ロベルト・マンチーニの信頼を掴んでいた。左右両方のサイドを担当できることも強みで、左のアレックス・テレス、右のダニーロ・ダンブロージオらに合わせて両サイドでプレイしたこともマンチーニを助けたはずだ。

しかし、長友の評価はそれほど高くない。『Whoscored.com』が紹介した今季平均の評価点で、長友は6・5点とインテルの先発メンバーの中で最低の数字なのだ。最高点はイヴァン・ペリシッチの7・3で、マウロ・イカルディ、マルセロ・プロゾビッチらが7・2と主要メンバーの多くは7点を超える評価を得ている。同じサイドバックでもダンブロージオは7・0の評価を得ており、長友より上だ。

長友はナポリ戦で退場処分を喰らうなど何度か悪いプレイがあったのものの、想像以上に評価が低い。ちなみに、同メディアが選出した今季セリエAベストイレブンでは、サイドバックにサッスオーロのシメ・ヴルサリコ(7・2)、ミランのルカ・アントネッリ(7・2)の2人が選ばれている。
好調時の長友のパフォーマンスであればベストイレブンに入ってもおかしくないが、平均評価点が低いということは安定感に欠けている証拠とも言える。長友はマンチーニのファーストチョイスのはずだが、スタメンの中で最も評価点が低いのは少々気になるところだ。

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