お金を使いすぎたマンUとリヴァプールが1・2フィニッシュ 今季最悪の補強選手1位に選ばれたのは……

マンUの7番も地に堕ちた

マンUの7番も地に堕ちた

苦しんだデパイphoto/Getty Images

資金力が乏しいレスター・シティがリーグ制覇を達成した一方で、昨夏多額の資金を使ってチーム改造を行ったマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールは全く優勝争いに絡むことができなかった。マンUはアントニー・マルシャルやモルガン・シュナイデルラン、バスティアン・シュバインシュタイガーらを獲得し、リヴァプールはクリスティアン・ベンテケやロベルト・フィルミーノらを獲得した。

しかし、両クラブが獲得した目玉商品はいずれもサポーターの期待を裏切ってしまった。英『METRO』が行ったアンケート調査では、昨夏獲得された中で最悪の補強だったと思う選手の1位にメンフィス・デパイ、2位にベンテケが選ばれてしまった。

デパイは昨夏PSVから2500万ポンドの移籍金で加入。ルイ・ファン・ハールのお気に入りだったこともあり、間違いなく昨夏の目玉商品だった。しかもPSVでは2014-15シーズンに得点王を獲得しており、サポーターも大いに期待していたはずだ。
しかしデパイはマンU伝統の7番を背負ったままベンチに座ることがほとんどで、期待を大きく裏切ることになってしまった。今回のアンケートでは37%の票を集めており、やはりマンUの7番を背負った男の失敗劇は目立ちすぎた。

2位に選ばれたベンテケは、チーム内では2番目に多いリーグ戦9ゴールを記録している。まだデパイに比べれば良い成績を残しているが、やはり指揮官ユルゲン・クロップの戦術にフィットしなかったことがネガティブに捉えられている。移籍金3250万ポンド分の働きをしたとは言えず、期待外れに終わってしまった。

2人にとって今季は非常に辛いシーズンとなってしまったが、来季から本来のパフォーマンスを取り戻すことができるのか。このまま終わってしまうには実にもったいない逸材だ。

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