リヴァプール戦で相手DFを全員かわして得点を決めたアザールにヒディンク「2月にできていれば……」

もう少し早ければ順位も変わったか

もう少し早ければ順位も変わったか

チームメイトから祝福されるアザールphoto/Getty Images

前節のリヴァプール戦で相手守備陣を1人で崩してゴールネットを揺らしたチェルシーMFエデン・アザールは、徐々に本来のフォームを取り戻しつつある。堅く閉ざされた中央をあれほどしなやかに突破できるのはアザールくらいのもので、昨季PFA年間最優秀選手に選ばれた実力を改めて証明した。

しかし、少々遅すぎた。チェルシーはヨーロッパリーグ出場権すら獲得できない位置まで沈んでしまい、もう少し早い段階でアザールが本調子を取り戻していればと悔やんだサポーターも多いだろう。英『Sky Sports』によると、指揮官フース・ヒディンクもアザールのフォームが戻ってきていることを認めたが、もう少し早ければと残念な気持ちもあることを明かしている。

「リヴァプール戦のパフォーマンスは見事だったね。彼本来のレベルに戻りつつあるよ。彼が良い状態に戻ることはチェルシーにとって非常に重要なことだ。ベルギー代表にとってもね。私も嬉しく思っているよ。だけど、2月にこれができていればね……。彼に重荷を背負わせるつもりはないが、彼はゲームで違いを作れる選手なんだ」
チェルシーでは残念なシーズンを過ごすことになってしまったが、アザールにはまだEURO2016でチームを優勝に導くという大仕事が待っている。ベルギーはDFヴァンサン・コンパニを負傷で欠いているが、アザールが調子を取り戻しつつあることは非常にポジティブな要素だ。

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