ブロッキが解決すべきはピッチ内だけに非ず ミランのロッカールームが分裂か

すでに気持ちが切れている選手も

すでに気持ちが切れている選手も

苦しい状況にあるミランphoto/Getty Images

クリスティアン・ブロッキの下で再スタートを切ったミランは、最初の3試合で勝ち点4を獲得するにとどまった。サンプドリアに勝利したのは良かったが、最下位に沈むヴェローナにも敗れるなど許されない試合もあった。

ブロッキも選手たちのパフォーマンスに不満を抱いているようだが、ブロッキが解決すべきはピッチ内の問題だけではない。伊『La Repubblica』はロッカールームの空気が悪くなっていると伝えており、どうやら内部分裂を起こしているようだ。

同メディアによれば、クリスティアン・サパタ、フィリップ・メクセス、ジェレミー・メネズ、ルイス・アドリアーノら今季限りでミランを退団すると噂されている選手たちはすでに気持ちが切れているという。シニシャ・ミハイロビッチを解任したクラブに対して怒りを覚えている選手もいるはずで、今のミランは組織としてまとまることができていない。
しかしブロッキはそんなやる気を失いかけている選手たちに頼るしかなく、こんな短期間で戦術面の整備を完璧に行うなど不可能だ。5月にはコッパ・イタリア決勝も控えているが、ミランはこのまま落ちていくのだろうか。

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