バーディの転倒はシミュレーションだったのか 試合の流れ変えたプレイに元審判員の意見は

2枚目のイエローカードで退場処分となったバーディ

2枚目のイエローカードで退場処分となったバーディ

シミュレーションを取られたバーディphoto/Getty Images

17日にウェストハムと対戦したレスター・シティは、主審の判定などにも左右されて2-2で引き分けた。セットプレイの競り合い、PKの判定など複数の判定に疑問の声が挙がったが、何よりこの試合の流れを変えたのは57分のジェイミー・バーディ退場だ。

バーディは57分にペナルティエリア内でウェストハムDFアンジェロ・オグボンナと接触して転倒。バーディはPKを確信していたようだが、主審のジョナサン・モスは迷うことなくバーディのシミュレーションと判断し、イエローカードを提示。バーディは前半に1枚イエローカードを受けていたため、これで退場となってしまった。

この判定をめぐって様々な意見が出ているが、英『Daily Mail』によると元審判員のグラハム・ポール氏はモスの判断が100%正しかったと主張。バーディの行為がダイブだったとの意見だ。
バーディとオグボンナは確かに接触していたが、同氏はバーディがオグボンナの足に自ら当たりに行き、PKを得ようとしていたことは明白だと述べており、オグボンナのチェイスはクリーンなものと判断されている。

その他にもモスの判定には疑問の残るものがあったが、試合の流れを変えたのは間違いなくバーディ退場のシーンだ。レスターにとっては痛い形でブレーキをかけられてしまったが、この判定が優勝争いに影響してくるだろうか。

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