後半開始から交代させた選手は実に33名……ファン・ハール独特の交代策に選手たちが困惑

ハーフタイム中の激しすぎる修正

ハーフタイム中の激しすぎる修正

独特の哲学を持つファン・ハールphoto/Getty Images

優秀な指揮官かを判断する1つの材料として、ハーフタイム中の修正が挙げられる。ゲーム前に立てたプランが上手くいかなかったときや、相手チームが想定外のスタイルで戦ってきた場合、指揮官はそれらの問題をハーフタイム中に処理しなければならない。状況に応じた判断が求められるため、指揮官の手腕の見せ所となる。

それに挑み続けているのがマンチェスター・ユナイテッド指揮官のルイ・ファン・ハールだ。英『Daily Mirror』によると、今季ファン・ハールはハーフタイム中に選手交代に踏み切ったケースが33回もある。そのうち8回は負傷によるものだが、残りの25回は戦術的理由での交代だ。最近の試合でも3日のエヴァートン戦では後半開始からDFマルコス・ロホに代えてティモシー・フォス・メンサー、10日のトッテナム戦でもFWマーカス・ラッシュフォードに代えてMFアシュリー・ヤングを投入している。

前半動きの悪かった選手を交代させるのも悪い判断ではないが、ファン・ハールの場合は交代する選手のチョイスがあまり良くない。トッテナム戦ではラッシュフォードに代わってサイドを主戦場とするヤングを投入しており、同メディアはこうしたファン・ハール独特の交代策に選手たちがますます困惑 していると伝えている。
シーズン終盤になっても試行錯誤が続くマンUはいつ答えを見つけられるのか。ファン・ハールも選手もクラブも大混乱している。

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