岡崎&バーディの古臭いスタイルがUCLで脅威に レスターがUCLで躍進するとの予想も

2011-12シーズンのチェルシーのようになるか

2011-12シーズンのチェルシーのようになるか

UCLでもレスターは通用するか photo/Getty Images

プレミアリーグ制覇が現実的な目標となっているレスター・シティは、このままいけばプレミアリーグ王者として来季のチャンピオンズリーグに参戦することになる。昨季残留争いに巻き込まれていたクラブがUEFAチャンピオンズリーグに参加するなど信じられない話で、日本代表FW岡崎慎司を含めほとんどの選手が未知の領域に足を踏み込むことになる。レスターの経験不足は否めないが、英『Daily Mirror』は意外にもレスターがUCLの舞台でも躍進できるのではと考えている。

近年はプレミアリーグ勢が欧州カップ戦で結果を残すことができず、リーガ・エスパニョーラやブンデスリーガに差をつけられているのが現状だ。バルセロナやレアル・マドリード、バイエルンらと比べると選手個々のテクニックにも違いがありすぎる。アーセナルやマンチェスター・シティなどイングランドの強豪クラブと言えど彼らとは対等に戦えない。

レスターも技術力や選手層では彼らに敵わないが、同メディアはレスターの古臭いスタイルが意外にもバルサやレアルを苦しめるのではないかと主張している。レスターはポゼッション率が極めて低いチームで、基本的にはジェイミー・バーディと岡崎を使ったカウンター攻撃で相手を崩している。王者らしくない戦いではあるが、この少しばかり古臭いアグレッシブな戦い方はバルサやバイエルンが慣れていないものかもしれない。
同メディアは2011-12シーズンに奇跡のUCL優勝を果たしたチェルシーを例に挙げており、当時のチェルシーのように守り勝つスタイルでレスターが奇跡を起こす可能性もあると期待している。今季はイングランド国内がレスターの大躍進に驚くことになったが、来季は世界が驚くことになるかもしれない。

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