「ピケは僕とビディッチを崩せなかった」 ファーディナンドがピケについて語る

イングランドでは成功しなかったか

イングランドでは成功しなかったか

かつてマンUでプレイしていたピケ photo/Getty Images

今ではワールドクラスのセンターバックの1人と言われているバルセロナDFジェラール・ピケは、バルサとスペイン代表で数々のタイトルを獲得してきた。DFとは思えないほどのテクニックはジョゼップ・グアルディオラ政権下のバルサでも大いに役立ち、DFにも足下の技術が必要であると認識させた選手の1人だ。

しかし元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド氏は、ピケがイングランドでも同じように成功を収めることができたかは分からないと考えている。ピケは2004年から2008年までマンUに 所属していたが、プレミアリーグでは4年間で12試合にしか出場していない。英『Squawka』によると、ファーディナンド氏もピケのポテンシャルは確かだったと認めているが、よりフィジカルの激しいイングランドでも成功を収められたかは分からないとコメントした。

「彼の才能に疑いの余地はなかったと思っている。だが、彼の前には僕とネマニャ・ビディッチがいて、彼は僕たちを崩すことができなかった。答えは非常にシンプルさ。彼がイングランドでも同様に成功できたかは、議論の余地があると思うね。彼にはスペインのスタイルが合っていたから、すぐに適応できたんだ」
ピケがバルサに復帰する1週間前に、マンUはチャンピオンズリーグ決勝でチェルシーを倒して優 勝している。当時のチームはファーディナンドとビディッチを中心に堅い守備網が完成していたが、ピケはその輪の中に加わることができなかった。スペインに戻ってからはグアルディオラの下で成長したものの、ピケはあのままマンUに残っていた場合でもワールドクラスのセンターバックになれただろうか。

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