ミハイロビッチは解任すべきか? アルベルティーニ氏「外野からジャッジは下せないが……」

忍耐強さも必要か

今季の目標だったチャンピオンズリーグ出場権の確保が難しくなっているミランは、指揮官シニシャ・ミハイロビッチがシーズン途中で解任される可能性も噂されている。クラブの名誉会長を務めるシルヴィオ・ベルルスコーニにとって今の状況は許されないもので、近いうちに決断を下すことになるだろう。

しかし伊『Football ITALIA』によると、元ミランMFデメトリオ・アルベルティーニ氏はミハイロビッチとのプロジェクトをもう少し長く続けるべきではないかと持論を展開している。

「私はシニシャ・ミハイロビッチが良い指揮官だと思っている。彼はドンナルンマやロマニョーリのような若い選手を使っているしね。ただ、もっと積極的なスタイルで戦うことを期待していたのも事実だし、落としてはならない試合でしくじったのも否定できない。今のチームのポテンシャルならもっと上手くやれるはずだよ」
「外野からミハイロビッチについてジャッジを下すことはできない。だが私の考えでは、プロジェクトを始めると決めたのならそれを信じる必要があるし、もっと長く協力して続けないとい けないと思う」

これまでもミランは結果が出ない指揮官を次々に代えてきたが、そのたびにプロジェクトが変わってきた。ミハイロビッチは近年指揮を執った者の中ではかなり優秀な部類に入る指揮官のはずだが、UCL出場権を逃した場合は首を切るべきなのだろうか。

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