バイエルンUCL史上に残る逆転劇 ミュラー「反撃の1点目が僕らを生き返らせた」

悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向け大きく前進

UEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド16・2ndレグ。バイエルンとユヴェントスが対戦した。

ミュンヘンで行われた試合で、バイエルンはUCL史上に残る逆転劇を演じて見せた。バイエルンは前半で2点のビハインドを負ったものの、試合終了間際にFWトーマス・ミュラーのゴールで追いつくと、延長の後半で逆転弾とダメ押し点を決め、最終的には4-2と勝利した。その結果合計6-4というスコアでベスト8進出を決めている。

試合後、英『sky SPORTS』の取材に応えたミュラーは「僕らの1点目がチームを生き返らせた。それから2-2になり、3-2とすることができた」とレヴァンドフスキによる反撃の1点が逆転への呼び水になったことを話した。
チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は「[4-5-1]というフォーメーションを相手にプレイするのは難しい。でも我々は忍耐とクオリティを見せた。1-2になったときのスタジアムの雰囲気は素晴らしく、相手にとってはタフだっただろう」と試合を分析している。

また「我々は69分まで顔を上げて、戦い続けた結果1点目を奪うことができた。モラタに対処するのは苦労していたけど、マンジュキッチが入ってきてコントロールできるようになった。マンジュキッチはボックス内では危険な選手だけど、そういうチャンスを作らせなかった。11人以上の力でもぎ取った勝利だ。アレックス・サンドロは疲れていたし、コマンの力でペースを持ってくることができた。イタリアのチーム相手に0-2とされるのは厳しい展開だったが、忍耐を見せてくれた」とチームを称賛した。

バイエルンでの3年目で期待されるのはチャンピオンズリーグ優勝。今回の逆転劇はその最高のラストに向けて、大きな後押しになることだろう。

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