ソン・フンミンを五輪へ! 韓国がトッテナムを揺さぶる招集見送り作戦決行

恩返しを期待する韓国

24日にレバノン代表と2018FIFAワールドカップアジア2次予選を戦い、27日にはタイ代表と親善試合を行う韓国代表が招集メンバーからトッテナムFWソン・フンミンを外した。韓国を引っ張るエースが外されたのは意外だが、この決定の裏には今年8月に開催されるリオ五輪が関係しているという。

英『Daily Mail』によると、韓国側はトッテナムがリーグ優勝のチャンスを残していることを考慮し、ソン・フンミンの招集を見送る判断を下した。その代わりに、ソン・フンミンを8月のオリンピックでオーバーエイジとして招集させてほしいと許可を求めている。

今回の判断について韓国A代表を率いるウリ・シュティーリケ監督は、すでにトッテナムにソン・フンミンを五輪へ連れて行きたい意向を伝えたと語り、3月の代表戦2試合の招集を見送ったことへの恩返しを期待している。
「我々はトッテナムにソンをオーバーエイジとして起用したいと伝えた。その代わり、我々は3月の代表戦に彼を選んでいない。トッテナムはプレミアリーグのタイトルを争っているし、ヨーロッパリーグも残っているからね。我々はトッテナムからのポジティブな反応を期待しているよ」

ソン・フンミンがオリンピック代表チームに加われば危険な存在となるが、果たして今回の招集見送りがオリンピックに繋がるのだろうか。

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