ストライカー岡崎、華麗なオーバーヘッドで待望のホーム初ゴール レスターはベニテスのニューカッスルを下す

岡崎、今季5得点目

14日、プレミアリーグ第30節で日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとニューカッスルが対戦。試合はレスターの本拠地キング・パワースタジアムで行われ、岡崎は先発出場を果たす。

ニューカッスルは11日にラファエル・ベニテス新監督が就任し、この試合が初采配となった。強固な守備網の形成に定評のあるベニテスは、はやくもニューカッスルにそのノウハウを注入。レスターはニューカッスルの守備に苦戦し、ボールを保持しながらの攻撃を強いられ決定機を作り出すまでに至らない。

だが、セットプレイの流れからチャンスを掴む。試合の均衡を破るゴールが生まれたのは25分。レスターは右サイドの浅い位置からクロスを送り込むと、ニューカッスルDFがクリア。こぼれたボールを拾ったMFオルブライトンが再びゴール前に送り込むと、FWバーディが頭でつなぎ、そのボールにすばやく反応したFW岡崎が華麗なオーバーヘッドキックから先制ゴールを奪取。岡崎は1月に行われたアストン・ヴィラ戦以来となる今季5得点目を記録した。
レスターが1点をリードして迎えた後半。ラニエリ監督は65分、FW岡崎に代えてMFシュラップを投入。中盤に人数をかけて守備を固める。ピッチを後にした岡崎には、スタジアムに駆けつけたサポーターから盛大な拍手が贈られた。

その後、レスターはニューカッスルのカウンター攻撃を耐え忍ぶ時間帯が続いたが、結局ゴールを許さず。そのまま試合終了を迎えた。レスターは前節ワトフォード戦に続いて1-0の勝利。2位につけるトッテナムとの勝点差5をキープした。ニューカッスルは4連敗となっている。

今シーズン、豊富な運動量や前線からの守備でチームに貢献していた岡崎が、待望のゴールを決めストライカーの役割を果たした。岡崎はこれまでアウェイの試合でしか得点を決めていなかったため、ようやくレスターサポーターの前でゴールを披露した。

[メンバー]
レスター:シュマイケル、シンプソン、モーガン、フート、フクス、マフレズ、ドリンクウォーター、カンテ、オルブライトン(→ウジョア 76)、岡崎(→シュラップ 65)、バーディ

ニューカッスル:エリオット、ヤンマート、テイラー、ラセルス、コルバック、ペレス(→デ・ヨング 71)、シェルビー(→ドゥンビア 87)、アニータ(→タウンゼント 56)、シソコ、ワイナルドゥム、ミトロビッチ

[スコア]
レスター 1-0 ニューカッスル

[得点者]
レスター:岡崎(25)

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