イブラがいれば優勝は確実! キャリアでリーグタイトルを逃したのは2回だけだった

これぞ優勝請負人

13日に行われたトロワ戦に9-0で大勝したPSGは、8試合を残してリーグ優勝を達成した。この試合でも今季絶好調のFWズラタン・イブラヒモビッチが4得点と爆発し、これで今季はリーグ戦24試合で27得点と試合数を上回る数字を残している。今季の優勝の立役者なのは間違いないが、イブラヒモビッチにとってこれは当然の結果だ。なぜなら、彼はプロ生活を始めて以降リーグタイトルを獲得できなかったシーズンがほとんど存在しないからだ。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、イブラヒモビッチが2001年夏にアヤックスへ移籍してからリーグ優勝を達成できなかったのは2回しかない。アヤックスでは加入初年度からリーグ戦24試合に出場して優勝に貢献。その次のシーズンでは1回目のリーグ優勝失敗を経験したが、続く2003-04シーズンには22試合で13得点を挙げてチームをリーグ優勝へ導いている。

そこから2004年にユヴェントスへ移籍。カルチョーポリの影響でリーグ優勝の実績は剥奪されているが、所属した2シーズンでいずれもリーグ優勝を達成している。そして2006年より加入したインテルでは最強時代を築いて3連覇を達成。インテル最終シーズンには自身初の20点超えとなるリーグ戦25得点を記録した。
イタリアを支配したイブラヒモビッチは活躍の場をスペイン・バルセロナへ移す。バルセロナではジョゼップ・グアルディオラとの関係が崩れてしまったものの、しっかりとリーグ優勝を達成。それからわずか1シーズンでセリエAに復帰し、ミランへ加入した。ミランでは加入初年度にリーグ優勝を達成。続く2011-12シーズンでは2008-09シーズンの数字を超えるリーグ戦28得点を記録したが、チームはスクデットを逃してしまった。

そして2012年から所属するPSGでは当たり前のようにリーグ4連覇を達成。加入初年度となった2012-13シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦30得点を記録。PSGを代表する看板選手となった。結局リーグ優勝を逃したのはアヤックス時代の2002-03シーズン、ミラン時代の2011-12シーズンのみだ。これほどリーグタイトルをもたらす選手も珍しいだろう。イブラヒモビッチは今季限りでPSGを去ると明言しているが、新たなクラブでもリーグタイトルを高い確率で獲得してくれるはずだ。

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