香川もそうだった……オールド・トラフォードで華々しいデビューを飾った選手たち

ラッシュフォードは成功組になれるか

25日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ミルティラン戦でデビューを飾ったマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードは、2得点を挙げてヒーローになった。試合前のアップ中にアントニー・マルシャルが負傷したことによる緊急出場だったが、本拠地オールド・トラフォードでサポーターを驚かせる見事なデビュー戦だった。

突如現れた新星にサポーターも興奮しているだろうが、ラッシュフォードのケースはそれほど珍しいものではない。英『Squawka』によると、 マンUの選手は本拠地でのデビュー戦で結果を残すケースが非常に多いのだ。今季大ブレイクしているマルシャルもホームのリヴァプール戦でデビューし、相手DFのマルティン・シュクルテルを華麗にかわしてデビュー弾を決めている。

しかしホームで華々しいデビューを飾ったからといって、その後活躍するとは限らない。アンヘル・ディ・マリア、ニック・パウエル、ジェイムズ・ウィルソン、アレクサンダー・ビュットネル、マメ・ビラム・ディウフ、フェデリコ・マケーダ、そして日本代表MF香川真司もフラムとのホームデビュー戦でゴールを決めているが、彼らはその後マンUで苦しい時間を過ごすことになってしまった。
ポール・スコールズ、ウェイン・ルーニー、ルート・ファン・ニステルローイ、ロビン・ファン・ペルシー、オーレ・グンナー・スールシャールもホームデビュー戦でゴールを決めているが、彼らは成功組だ。

19歳のマルシャルに加えて18歳のラッシュフォードと10代の選手が次々にホームデビュー戦で得点を決めているのは不思議な現象だが、果たしてラッシュフォードは成功組と失敗組のどちらに入るのか。デビュー戦での得点が自身のハードルを上げたことを自覚する必要があるだろう。

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