アジア人初の10番本田が活躍してるが……ミラン名誉会長の望みとは

すでに計画がスタート

右サイドで攻守に貢献している日本代表MF本田圭佑、チームトップとなる13得点を挙げているコロンビア代表FWカルロス・バッカなど、今のミランを引っ張るのは外国人選手だ。しかし伊『Calciomercato』によると、クラブの名誉会長シルヴィオ・ベルルスコーニにはイタリア人選手でスタメンを組みたいとの夢があるという。

その夢は着実に進行しており、16歳でデビューしたGKジャンルイジ・ドンナルンマ、21歳ながらディフェンスリーダーとなっているアレッシオ・ロマニョーリ、今季サイドバックとして先発出場も経験した18歳のダヴィデ・カラブリアなど、今のミランには若いイタリア人選手が数多く所属している。

そして今後もイタリア人化の方針は続いていく見込みで、現在もジェノアFWレオナルド・パヴォレティ、サウサンプトンFWグラツィアーノ・ペッレ、ラツィオMFアントニオ・カンドレーヴァ、サンプドリアMFロベルト・ソリアーノなどイタリア人選手が補強リストに挙がっている。
数年後にはイタリア代表の大半がミランの選手で構成されている可能性もあり、同会長の夢はイタリアサッカー界にとってはありがたい話だ。日本人としては本田に続くアジアの選手がミランで活躍してほしいとも感じるが、同会長の夢が変わらない限り本田に続くのは難しいかもしれない。

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