もう全クラブがレスターをお手本に!? リヴァプールOB「レスターのセンターバックをモデルに」

守備が不安定なリヴァプールはレスターを見習うべきか

今のリヴァプールが最も解決すべき問題は、守備の不安定さだ。負傷者が相次いだことは不運だったが、現在リヴァプールは総失点36でリーグワースト6位だ。トップ4に入っているトッテナムが19失点、マンチェスター・シティが26失点なのを考えると、今のリヴァプールは少々失点が多すぎる。来季から優勝を狙っていくためにも、守備の整備を今から始めていくべきだろう。そんなリヴァプールに対し、クラブのレジェンドで現役時代にセンターバックを担当していたアラン・ハンセン氏は、現在首位に立っているレスター・シティを見習えとアドバイスしている。

英『Daily Mirror』によると、同氏はリヴァプールがセンターバックとGKの連携が不十分だと感じているようで、早急にセンターバックコンビを完成させるべきとコメントした。

「もちろんレスターのストライカーは非常に優れている。しかし、彼らがタイトルにチャレンジできるベースにはウェス・モーガンとロベルト・フートのコンビネーションがあるんだ。彼らは素晴らしい連携を築いていて、岩のように堅い。そしてGKのカスパー・シュマイケルと同じ考えを持っているんだ」
「彼らはリヴァプールのためのモデルだよ。リヴァプールは中央にしっかりとした基盤を築く必要があるが、彼らは誰にパートナーを組ませようとしているんだ? 私はまだ解決策を見てないね。守備で最も重要なのはセンターバックとGKのユニットだ。センターバックの2人が優れたコンビネーションを持ち、GKがそこに指示を出すのは非常に望ましい構図だ。しかしそれを構築するには継続して起用する必要があり、今季のリヴァプールはそれができていない」

「リヴァプールは世界中にファンを持っていて、彼らはクリーンシートを求めている。しかしこの問題を解決するのは難しく、世界トップクラスのセンターバックを持って状態で解決するのは指揮官にとっても簡単なことではないんだよ」

今季のリヴァプールはマルティン・シュクルテルのパートナーがはっきりせず、ママドゥ・サコー、デヤン・ロブレンと凡ミスが目立つセンターバックも多い。負傷で継続的に起用できなかったのは不運だが、リヴァプールはレスターのセンターバックコンビを目指して長期的な視点でディフェンスラインを構築していく必要があるだろう。

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