本田はMLSが待ち望むスター選手! イブラらとともに将来MLSに行くかもしれないスターに選ばれる

2~3年後にはアメリカ行きもあり得る?

アメリカ・MLS(メジャー・リーグ・サッカー)はキャリアの終盤が近付いてきたベテラン選手にとって非常に魅力的なリーグだ。多額の年俸を支払ってくれることもあり、引退間際でも生活水準を落とさずに済むことも大きい。
MLSにとってもスター選手の加入はリーグを盛り上げることになるため、互いに良い関係でビジネスができているというものだ。英『Squawka』は、2015-16シーズン終了後にMLSに向かいそうな選手5名を紹介した。今後彼らは欧州の主役からアメリカの主役へと変わっていくのかもしれない。

1.ティム・ハワード(GK/エヴァートン)

アメリカに行くというより、ハワードはアメリカに戻るといった方が適切か。アメリカ代表として長年ゴールマウスを守ってきたハワードはアメリカでも絶大な人気を誇っており、キャリアの最後を母国で迎えたいとの思いもあるだろう。ハワードは2018年までエヴァートンと契約を結んでいるが、今季終了後にアメリカへ戻る可能性があると伝えられている。
2.マイケル・エッシェン(MF/パナシナイコス)

MLSは昨年もチェルシーやミランで活躍してきたガーナの英雄を獲得しようと動きを見せていたが、エッシェンはこれを断っていた。最終的にはミランからオリンピアコスへと移籍したが、同メディアは今夏にもう1度MLS行きの話題が上がると予想している。

3.本田圭佑(MF/ミラン)

本田のアメリカ行きが噂されるようになったのは、今季のウインターブレイクを使ってカリフォルニアでサッカースクールを開いたからだ。その際に本田はMLSにも興味があると口にしたが、同メディアはそれが現実のものになると信じているようだ。現在本田はミランで定位置を確保し始めているが、当初は今季終了後に放出される流れで話が進んでいただけに、何か動きが起こるかもしれない。

4.ミケル・アルテタ(MF/アーセナル)

フランシス・コクラン、サンティ・カソルラのボランチコンビが完成された現在のアーセナルにおいて、アルテタがスタメンを確保するのは極めて難しくなった。カソルラは負傷の影響で長期離脱中、コクランは復帰間もないが、このコンビは当分変わらないだろう。アルテタがプレミアリーグのスピードについていけていないのも事実で、同メディアは今ならアルテタを引き抜くことは可能だとMLS行きを予想している。

5.ズラタン・イブラヒモビッチ(FW/パリ・サンジェルマン)

これまでもカカー、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードら複数のスター選手がMLSに参加してきたが、イブラヒモビッチのインパクトはそれを上回るものがある。現在リーグ1でも18試合で19得点と絶好調で、アメリカでも爆発的なパフォーマンスが期待できる。イブラヒモビッチもMLSへの興味を口にしており、今季限りでPSGとの契約が切れることもMLS行きの憶測を加速させている。同メディアはプレミアリーグにもきてほしいとコメントしているが、イブラヒモビッチはどのリーグを選択するだろうか。

この中では本田が最年少となっており、まだキャリアの終わりが近付いているとは思えない。しかし本田がMLS行きを噂されるほど知名度があるのは事実で、将来のMLS行きが期待されている選手の1人なのだろう。本田はイブラヒモビッチや、さらには将来のMLS行きも噂されるレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドらとともにMLSを盛り上げるスター選手となるのか。数年後の本田に注目だ。

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