アーセナル加入10周年! ウォルコットはアンリ2世になった?

テオの大ファンと語るクラブOBが振り返る

今週、イングランド代表FWテオ・ウォルコットがアーセナル加入10周年を迎えた。現在26歳のウォルコットは16歳の若さでサウサンプトンからアーセナルへ移籍し、イングランド史上最高の逸材になると期待されていた。ウォルコット最大の特徴といえばそのずば抜けたスピードで、元アーセナルFWチャーリー・ニコラス氏はウォルコットがティエリ・アンリ2世になると考えていた。同氏はウォルコット加入10年にあたり、これまでのキャリアを振り返っている。同氏のコメントを英『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「アーセナルがテオとサインを交わしたとき、私はアーセナルがテオをアンリ2世にしようと考えているのだと思ったよ。これは完全に実現したとは言えないが、テオの異常なスピードは相手DFをビビらせてきた。今季のバイエルン戦のようにね。バイエルン戦でのテオは中央でプレイし、バイエルンに恐怖を与えていた。私は決勝ラウンドのバルセロナ戦でも同じような役割でプレイさせるべきだと思うよ」

「私はテオの大ファンで、いつも彼を支持してきた。だが、まだ彼はポテンシャルを完全には発揮できてない。彼はあまりに負傷が多かったからね。テオのキャリアには負傷が付きまとっていて、それは加入してから30試合以上プレイしたシーズンが2回しかないことにも表れている」
今季のウォルコットは自身の好むセンターフォワードでプレイする機会も増え、良い時期を過ごしている。同氏はこれから4~5年の間に成長できれば、良いプレイヤーから偉大なプレイヤーに変われるとも語っており、怪我なく毎シーズン戦うことが大切になってくる。そのとき、初めてウォルコットがアンリ2世になれたかどうかが判定されることになるだろう。

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